昨今、大転職時代と言われているが、
薬剤師の世界では以前から
《転職は当たり前》の風潮があった
薬剤師は3～5年で転職する人が多い。
なぜそんなにも転職を繰り返すのか？
理由と、これからも転職時代は続くのか
現役薬剤師が解説していく。
年収が低い
どの業界にも言える事だが、
待遇の悪さである。
年齢を重ねていく中で、どうしても
お金は必要になってくるため、
新卒で入った会社でずっと働くよりも
転職することで、
年収が大きくアップする。
新卒で勤めた会社に長く勤めるより、
転職することで、年収の交渉もでき
大幅に年収が上がるケースがほとんどである。
人間関係
薬剤師の世界はとにかく狭い。
数人～10数人で狭い敷地内で毎日顔話合わせ、
働いている。
お局がいる。
ウマが合わない人がいると、
まさに地獄だ。
そのうような人間関係地獄から、
逃げたしたくて転職を希望する人も
多くいる。
上司と方向性が合わない
その職場の決定事項を決めるのは
上司、薬局長である。
その上司とウマが合わないとなると
地獄である。
給与、その他の人間関係が整っている場合、
上司との方向性には折り合いをつけて
働くのも一つの技ではあるが、
無駄なことを延々やり続けている職場だったり、
時代錯誤なことをやりつづけている
職場でずっと働くことは辛い。
上司も、上司権力を使い、
部下の意見を聞かない。
スキ、嫌いという感情で部下と
接している上司の場合、
精神も病んでくる。
家から遠い
就職したときは、
通える！と思っていたもの、
いざ、仕事と両立してみると、
毎日の通勤時間が辛かったりする。
満員電車もかなりの体力を消耗する。
通勤で疲れてしまうと、
通勤という名の副業をしているようなものである。
薬局、ドラックストアはどこにでも
あるため、家の近く、通いやすいエリアで
転職活動する人も増えている。
学べない
努めている職場が
時代錯誤なことをしていたり、
自分が学びたい領域を
扱っていない場合は
転職するしかない。
これから、薬剤師の求人が減ると
言われている中。自分のスキルを
あげるためにも、
転職が最大のスキルアップである。
激務
仕事が忙しすぎて、
家庭の時間、
趣味の時間がまったく設けられない
場合も、年収は下がってもいいから
人間らしい生活を求めて
転職するケースもある。
これから大転職時代も怪しくなる
今までは自由に転職できた薬剤師も今後は
厳しくなると言われている。
理由としては、
薬剤師の数が増えるからだ。
これからは自分自身にスキルを身につけ
個人を売り出す、売り出せるスキルを
もつことが大切である。
転職、副業で
スキルをつけ、
これからの大転職時代に備えることが
一番賢明である。
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