東京都の最低賃金は1100円と上昇する中、
薬剤師の時給は
一切上がらず、
実質の賃金低下、
物価上昇によって
更なる実質賃金低下に
薬剤師はなっています。
しかし、ここで朗報が・・・!
2024年度の診療報酬改定で、
給与の持続的なベースアップの
指針が発表されました!
今回、その流れを解説していきます。
目次
全医療職種の給与が上がる?!
診療報酬を上げる分を、
しっかりと医療職に還元しなさいと
明記されています。
診療報酬改定に関する記事の引用↓
来年度(2024年度)の診療報酬改定については、
診療報酬本体についてプラス0.88%の引き上げを、
薬価についてはマイナス0.975%、
材料についてはマイナス0.02%の引き下げを行う—。
本体プラス0.88%のうち
0.61%分は「看護職員や病院薬剤師などの処遇改善」に、
同じく0.06%は「入院の食費増における低所得者支援」に支弁する。
また「生活習慣病の管理を評価する診療報酬や調剤報酬の再編」
などにより0.25%の適正化を行う。
これらを考慮した「実質的な本体プラス」部分は0.46%となる
(医科:0.52%、歯科:0.57%、調剤:0.16%)が、この0.46%の中には
「40歳未満の勤務医や事務職員などの賃上げ分0.28%程度」が含まれる—。
2024年の診療報酬改定についての資料↓
簡単にまとめると、医者だろうが、
看護師だろうが、
事務だろうが、
薬剤師だろうが、
全体的な給与をあげろ!
という事です。
給与があがると喜ぶのはまだ早い!?
これは悪魔で国が雇用主に対して
「点数を増やす。同じことをしてても、
もらえる額(稼げる額)を増やすからスタッフの給与に還元しろよ。」
といっているもので、
雇用主が
「赤字だし、そんなことできない。無理。」と判断し、
スタッフに還元されない危険性もあるのです!!
給与が上がらなかったら・・・??
職場に労働組合がある場合は、
組合を通して意見をあげてみましょう!
聞く台詞はこの一言で十分です。
給与が今までと同じなのか?」
それでも給与が上がらなければ、
転職を考えた方が良いです。
この時代に給与が上がらず。転職を考えた方が良い理由。
給与が上がらないというのは、わがままでも、
生意気な意見でもなく
今、日本で生活する上で
賃金の大幅な低下、
国も「賃金をあげろ!」といっているの
のに雇用主が賃金をあげないということは
その職場は
劣悪な環境と思って良いでしょう。
前述した通り、医療職でない
パートの最低時給が年々上昇してきています。
東京都だと最低賃金が1100円以上、
求人によっては昼のパートで
1500円の時給のところもあります。
薬剤師の
パート時給が2000円~と長年変わらないことを考えると
その差はたった500円!!!
薬剤師の求人によっては1800円のところもあると考えると、
差は300円です!!
このような状況の中、
賃金の引き上げをしないということは
その雇用主とは
とっとと、
決別をしましょう。
長年働いた職場だし楽。給与があがらなくても転職したくない!
長年働いて慣れてしまった職場は
精神的な負担もなく
楽ですよね。
ここで考えて欲しいのは
その職場の福利厚生です。
休みが多い。労働時間が短い。
有休が100パー好きな時に使える。
などの環境を加味すると
実際もらっている額がそんなに多くなくても、
労働時間に換算すると
そこまで低くないという場合もあります。
そのことを加味した上で転職を検討しましょう。
福利厚生がそこまで整ってもいなく、
賃金も上がらない場合は
転職をおすすめします。
転職すると年収+100万も夢じゃない?
今働いている職場で
年収100万あげることは可能ですか?
ほとんどの職場は難しいかと思います。
しかし、転職では可能です。
転職は若ければ若いほど有利であり、
新しい経験、スキルを学ぶこともできます。
正直、新しい人間関係や、お局がいた場合など、
いやな事があるかもしれませんが、
その時は辞めればOKです。
まとめ
2024年は、
職場に賃金アップの動きがない場合は
積極的に転職を考えましょう!!!
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