今月の日経DIの記事の一つに
「パート・派遣薬剤師は厳しい」
といった内容が書かれている。
記事はこちらから
薬剤師同士、「どうすれば生き残れるか?」
について話し合う時代になってきた。
今までのように薬剤師が安定、安泰でいられる時代は
終わりを迎えるのではないか?
給与はさがるのでは?
歳をとると働けなくなるのでは?
など厳しい未来が予想できる中、
更に歯車をかけているのが
「パート・派遣薬剤師の厳しい現実」だ。
パート・派遣薬剤師の厳しい現実について
現役薬剤師が日経DIの記事を
ふまえて書いていく。
目次
希望通りのパート求人がない
主婦やママさんに人気の
「平日17時あがり」求人が徐々に減ってるのだ。
薬剤師の働き方のメリットとして、
主婦、ママになってもパート求人があり、
子育て、家事をしながら
自分の希望通りの時間で働けるというメリットが
あったが
今は、「夜まではいってもらわないと困る」
「土日どちらかは出て欲しい」など
主婦やママに人気のあるパート求人は
かなり少なくなっているとのこと。
パートは雇わない
基本的にパートは雇わない方針の
薬局、ドラックストアが増えている。
理由としては
正社員のように色々任せられなかったり、
頼めない仕事がでるなど、
パートを雇うなら正社員を雇おうという
会社が増えてきている。
また、薬剤師が増えていく時代、
新卒の正社員を十分に確保できたという
理由もあるそうだ。
パート・派遣からの正社員はほぼ無理
一部のドラックストア、薬局では
正社員への道を完全にシャットダウンしている
ところもあるとのこと、
正社員で求人をかければ正社員の枠もうまるため、
パートや派遣からの正社員への道は
ほぼ無理といっても過言ではないとのことだ。
コロナ禍で実感したパート・派遣切り
コロナ禍で処方枚数が減った薬局がやったことは
パート、派遣切りだ。
元々パートだと年間契約、派遣だと指定の期間の
契約のため切りやすい。
パートでも、すぐにきるのではなく
出勤停止、シフト数を減らされるなど
収入が減って困った薬剤師が多く出た。
コロナ禍ではなくても
今後、処方枚数が減り、
パート・派遣切りに合う可能性もある。
パート・派遣薬剤師の経歴が評価されない
長年、パート、派遣薬剤師をやり
いざ正社員で転職活動をすると、
正社員で長く働いた経験がないことが
ネックとなり、
パート・派遣の経歴が評価されない場合がある。
パート派遣に任せられる仕事は決められているため、
多くの業務をこなしてないことや
仕事に対する責任感?などが疑われる。
それでもパート・派遣薬剤師という働き方は薬剤師のメリット!
求人数は減っているとはいえ、求人を選ばなければ、
都市部でも求人はまだたくさんある。
私が登録している派遣サイトは
時給4000円の求人が毎日のように出ている(東京都でも)
厳しい時代はくるのかもしれないが、実際の求人をみていると
まだ深刻な問題では
ないような気がする
しかし、平日の4時間だけ。など平日昼間に
絞るなど、希望条件が増えると
かなり求人数は減る。
派遣薬剤師は時給も高く、
手っ取り早く稼ぐにはおすすめな働き方だ。
稼げるときに稼ぐという考えて
今、全力で派遣薬剤師の働き方にシフトするのも
悪くないんじゃないかと思う。
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